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DTCブランドにとって、インフルエンサーマーケティング代理店か内製か

インフルエンサーマーケティング代理店がDTCブランドに本当はいくらかかるのか、データの所有とアトリビューションで内製のソフトウェアはどう違うのか、そしていつ切り替えるべきか。


DTCブランドが、インフルエンサーマーケティング代理店を雇うのではなく内製を検討すべき理由は何ですか?

DTCブランドにとっての答えは、ファーストパーティデータ、売上アトリビューション、クリエイティブの方向づけを自分で握れることです。インフルエンサーマーケティング代理店は速度と規模をもたらしますが、ほぼ必ずブランドと最も価値のある成果、つまりクリエイターとShopifyの注文をつなぐ直接的で測定可能な関係との間に座ります。ブランドがこのチャネルを内製で回すなら、クリエイターCRMは手元に残り、成果の証拠は自社のものになり、財務の精査に耐える再現可能な獲得エンジンが育ちます。

葛藤は本物です。代理店はタレントのプール、キャンペーン運用、そしてROASの保証まで約束します。多くのブランドにとって、それが「インフルエンサーをやる」いちばん速い道に見えます。しかし代理店モデルには構造的な摩擦があります。代理店には、ブランドを自分たちのネットワーク、自分たちのレポート、自分たちの関係に依存させ続ける動機があるのです。ブランドはクリエイターのデータを決して所有しません。生のアトリビューションのデータも見られません。そして契約が終われば、プログラムはたいていゼロに戻ります。

Kleosは逆の立場を取ります。私たちが作っているのは、DTCブランドがインフルエンサーマーケティングを売上チャネルとして回すためのソフトウェアです。自社のクリエイターCRM、AIによるソーシング、そして実際のShopifyの注文に対するアトリビューションを備えています。このオペレーティングシステムは、自分のプログラムを自分で持ちたいブランドにとって、代理店という仲介者の代わりになります。

代理店が回すモデルと比べて、いまどきの内製インフルエンサープログラムはどんな形をしていますか?

いまどきの内製プログラムは、閉じたループです。クリエイターを自分で見つけ、専用のCRMで管理し、ギフティングとアフィリエイトをひとつのモーションで実行し、実際のShopifyの注文IDに売上を紐づけます。対する代理店モデルは、たいていプロジェクト単位かリテイナーの関係で、ブランドはブリーフを渡し、EMVやインプレッションのような推定値の並んだキャンペーンレポートを受け取ります。

違いは構造にあります。クリエイターマーケティングの主要な機能ごとに、2つのモデルを並べてみます。

  • クリエイターのソーシング:内製のチームは(Kleosのような)AIソーシングのツールを使い、相性、オーディエンスの属性、コンテンツの作風、過去の購買行動でクリエイターを探します。代理店は自社のロスターや汎用のデータベースから引くことが多く、ブランドに完璧に合う相手より、すでに関係のあるクリエイターを優先しがちです。
  • クリエイターのデータの所有:内製なら、クリエイターのメールアドレス、契約、コミッション率、成果の履歴が、すべてブランドのCRMにあります。代理店なら、そのデータは代理店側のシステムに残るのが普通です。ブランドが受け取るのは、よくても要約です。
  • アトリビューションの方法:Kleosのようなプラットフォームで内製すれば、売上はクリエイターごとの割引コードとUTMパラメータに結びつき、Shopifyの決済データと突き合わされます。代理店のアトリビューションは、サードパーティのパネル調査、アンケートのデータ、あるいはブランドが監査できないラストクリックのモデルに基づくことが多いです。
  • キャンペーンの経済性:リテイナーか管理手数料に、クリエイターへの支出の何%かを足すのが代理店の標準です。内製なら、ブランドはソフトウェアの定額(たとえばKleosのStarterは月499ユーロ)を払い、アフィリエイトのコミッションと直販から得た利益を100%手元に残します。
  • 広げ方:代理店はキャンペーンに合わせて人員をすばやく増やせます。内製プログラムはソフトウェアの自動化で広がります。ギフティングの自動フロー、アプローチの返信をAIが分類する仕組み、Shopify下書き注文の一括生成です。

インフルエンサー経由の売上が月10,000ユーロを超えるブランドなら、目的に合わせて作られたツールでの内製モデルのほうが、たいてい費用対効果が高く、戦略の主導権も大きく残ります。Kleosのプランは月額の定額であって、クリエイターへの支出に対する歩合ではないからです。

代理店と内製のソフトウェアプラットフォームのどちらにするか、ブランドはどう見極めればいいですか?

契約を結ぶ前に答えられる3つの問いで見極めます。クリエイターのデータは誰のものか。売上はどう紐づけられるのか。担当者が替わってもプログラムは生き残るのか。このどれか1つでも、ブランド自身の仕組みより代理店の仕組みに有利な答えになるなら、そのブランドは借りた土地の上にプログラムを建てています。

次の基準で判断してください。それぞれ、プログラムの長期的な健全さへの効き方が違います。

  • クリエイターデータの持ち出しやすさ:すべてのクリエイターの連絡履歴、エンゲージメントの数値、売上の成果を、CSVのような標準の形式で書き出せますか。代理店では、たいていできません。KleosのようなCRMは、そのために作られています。
  • アトリビューションの検証可能性:インフルエンサー経由の注文を注文IDで一覧にし、クリエイターのコードやUTMを添えたレポートを出して、自社のShopifyの裏側と突き合わせられますか。代理店がEMVやインプレッションのような「インフルエンサーマーケティングのプラットフォーム」的な指標を使っているなら、それは売上のデータではありません。
  • 量が出たときのコスト構造:クリエイターへの支出が月50,000ユーロになったときの総額を計算してください。管理手数料20%の代理店なら月10,000ユーロです。クリエイター数が無制限のKleos Scaleは月899ユーロで、その何分の一かにすぎず、支出に対する歩合もありません。
  • クリエイティブの主導権:ブリーフを書いてコンテンツを確認するのは代理店ですか、それともブランドが直接確認しますか。内製なら、すべてのアセットの最終承認がブランドに残り、ブランドの声の一貫性を保てます。
  • プログラムの継続性:担当のアカウントマネージャーが代理店を辞めたら、プログラムは止まりますか。内製なら、プログラムは人ではなくソフトウェアの上で動きます。

正直なトレードオフはこうです。社内に能力がまったくないブランドにとって、代理店は立ち上がりが速い。内製のツールは、ソーシング、アプローチ、ギフティングを回すために、週10時間以上を充てられる専任の担当者を1人求めます。しかし最初の90日を過ぎると、内製モデルで積み上がるデータの優位、つまりクリエイターとのやり取りのすべて、成果指標のすべてが、堀になります。

実際の内製インフルエンサーキャンペーンの手順書は、どんな形ですか?

新しい保湿クリームを出すDTCスキンケアブランドの例で見ます。ブランドにはマーケティング担当者が1人、Shopifyのストア、そしてKleosのアカウントがあります。キャンペーンの目標は、45日以内にROAS3.0超で紐づいた注文を250件です。

第1週:ソーシングと見極め

担当者はKleosのAIソーシングのモジュールを開き、3つの条件を設定します。オーディエンスの所在地(米国)、コンテンツの作風(チュートリアルとレビュー)、フォロワーに対するエンゲージメントの比率(5%超)。ツールは120件のクリエイタープロフィールを返します。担当者はさらに直近20投稿を見て、商品の見せ方の質とブランドとの合致を確かめます。そしてCRMから30人に、なぜ自社と合うと考えたのかを具体的に書いた個別のメールを送ります。

第2週:ギフティングとコンテンツのシーディング

連絡した30人のうち12人が返信します。KleosのAIによる返信分類が、5人を「関心が高い」、7人を「関心は中程度」に自動で仕分けます。担当者はKleosのギフティングのモジュールから、12人それぞれに商品のShopify下書き注文を送ります。この下書き注文には、そのクリエイターのオーディエンス向けの専用割引コードが入っています。担当者は発送の追跡を設定し、商品が出荷されるとギフティングの状態が「送付済み」に変わります。

第3〜4週:コンテンツと初期のアトリビューション

クリエイターが投稿するにつれ、担当者はKleosの「クリエイター別コードとUTM」のレポートを見ます。21日目までに最初の40件の注文が入ります。担当者は、フォロワー12,000人のクリエイター1人がそのうち11件を生んだこと、そしてフォロワー80,000人のクリエイターは投稿こそしたが売上ゼロだったことに気づきます。転換率が違うのです。担当者は相性の良かったクリエイターに追加の提案を送り、賭け金を上げます。今後そのコードで入るすべての注文に15%のアフィリエイトコミッション、という提案です。

第5〜6週:拡大とレポート

45日目までに、キャンペーンは270件の注文を届けました。担当者はKleosからレポートを出します。総売上、売上原価、ギフティングの費用、そしてソフトウェアの月額。ROASは3.4です。担当者はクリエイター別の成果表を注文IDつきで書き出し、パネル調査に基づく推定値を釈明することなくCFOに提出します。

この手順書は繰り返せます。キャンペーンのたびに、ソーシングの条件とクリエイターの階層分けが精緻になります。成果を出したクリエイターの一覧、その連絡先、コード単位の売上履歴は、すべてブランドのものです。次の四半期、担当者はそのクリエイターをそのまま有償パートナーシップのキャンペーンへ移せます。ブリーフも契約も支払いも同じ場所で扱えるので、新しい代理店ブリーフのやり取りを丸ごと省けます。

内製と代理店運用の、正直なトレードオフは何ですか?

コストのない選択肢はありません。現場から現場への見方はこうです。内製モデルはデータの所有と長期の経済性で勝ちますが、代理店が最初から備えている類の規律を、こちらは自前で用意しなければなりません。決める前に受け入れるべき本物のトレードオフが3つあります。

実行の速さか、データの深さか

代理店は数日でキャンペーンを立ち上げられます。知っているクリエイターのロスターがあり、アカウントマネージャーのチームがあり、クリエイティブの型ができているからです。内製では、ソーシングも見極めも関係づくりもゼロから始まるので、最初のキャンペーンは時間がかかります。しかし2回、3回と重ねるうちに、クリエイターのデータベースが積み上がって内製プログラムは加速します。代理店の速さの優位は薄れ、内製のデータの優位は育ちます。

増やせる人員か、増やせるソフトウェアか

代理店なら、大型のローンチにアカウントマネージャーを複数投入でき、ブランドは正社員を雇わずに済みます。ただし代理店の人員は、キャンペーンの規模に比例してコストが増えます。対して内製のソフトウェアは定額です。KleosのScaleプランは月899ユーロで、クリエイター数もキャンペーン数も無制限です。制約になるのは社内の担当者の時間で、1人が同時に見られるのはおおよそ30人です。それを超えるならブランドは2人目を雇いますが、担当者あたりのソフトウェアの費用は変わりません。

クリエイティブの幅か、ブランドの一貫性か

代理店はニッチをまたぐクリエイターのネットワークを持つことが多く、ブランドはより幅広い作風に手が届きます。内製のチームはクリエイターと直接やり取りするぶん、ブランドの声がより締まって一貫します。まったく違うコンテンツ形式を試したいとき、あるいは新しい層をすばやく狙いたいときには、それが制約になり得ます。内製の答えは、AIのソーシングで新しいニッチのクリエイターを探すことですが、代理店の既存のネットワークより発見の手間はかかります。

インフルエンサーマーケティング代理店についてのよくある質問

インフルエンサーマーケティング代理店と、インフルエンサーマーケティングのプラットフォームは何が違うのですか?

代理店が提供するのは運用代行です。クリエイターの発見、条件交渉、キャンペーン運用、レポートを引き受け、対価としてリテイナー、または支出額の何%かを受け取ります。Kleosのようなプラットフォームが提供するのはソフトウェアで、同じ機能をブランドが自社で回せるように、ソーシング、CRM、ギフティング、売上アトリビューションの道具を渡します。クリエイターとの関係もデータも、ブランドのものです。

代理店とプラットフォームを併用できますか?

できますが、効果は逓減します。最初のキャンペーンは代理店に任せつつ、並行してKleosのようなプラットフォームを試し、直接紐づく売上のデータを取る、という進め方はあり得ます。やがてブランドはプラットフォームを自力で回す側に移り、代理店は戦略上の依存先ではなく、あふれた作業を受ける先になります。

インフルエンサーの内製ソフトウェアが割に合うのは、どれくらいの売上規模からですか?

一般的なDTCの利益率とソフトウェアの価格から見ると、インフルエンサー経由の売上が月におよそ5,000ユーロを超えるブランドなら、その売上にかかる代理店の管理手数料を払わずに済む分で、KleosのStarterプラン(月499ユーロ)の費用を取り戻せます。月10,000ユーロ以上になると、内製ソフトウェアの経済性が明確に有利になります。

Kleosのようなプラットフォームのアトリビューションは、代理店が出すものとどう違うのですか?

Kleosは、クリエイターごとの割引コードとUTMパラメータに売上を紐づけ、Shopifyの決済の段階で追跡します。注文はどれも、注文IDで特定のクリエイターに結びつきます。代理店のアトリビューションは、サードパーティのパネル調査、アンケートの回答、あるいはブランド自身の取引ログと突き合わせられないラストクリックのモデルに基づくことが多いです。違いは、監査できるか、推定にとどまるかです。

インフルエンサーマーケティングを内製で回すのに、最低限どれくらいのチームが要りますか?

週10〜20時間を充てる専任の担当者が1人いれば、稼働中のクリエイター15〜30人のプログラムについて、ソーシング、アプローチ、ギフティング、レポートまでの一連を回せます。プログラムが大きくなれば、2人目の担当者か、パートタイムのコーディネーターを足します。代理店なら複数人がかりになる手作業の工程を、ソフトウェアが自動化します。

本当の判断軸は能力ではなく、主導権

インフルエンサーマーケティング代理店と内製のソフトウェアプラットフォームの選択は、能力の話ではなく主導権の話です。代理店は速さと手軽さを解きます。内製のソフトウェアは、データの所有、アトリビューションの検証可能性、そして長期の経済性を解きます。インフルエンサーマーケティングを、CFOの精査に耐える指標を持つ売上チャネルとして扱いたいDTCブランドにとって、答えははっきりしています。第三者との関係ではなく、ファーストパーティデータの土台の上にプログラムを建てること。Kleosは、そのブランドのために作られています。